
こんにちは、おるたな(@aratakid7)です。
食べログでしっかりと紹介しきれないお店をアップして行くつもりで始めたこのブログ。
食べロガーがあまり口コミを書かない、公表されていないお店も紹介していきたいのですが、普段はいろいろ、特にアジア圏に出かけております。
リーマンでも行ける週末海外旅行も、アジアならば、予算面でも、時間的にも、近いことも有り、他の地域よりも気楽に行くことが出来ます。
(まぁロサンゼルスでも何も考えないで出かけたりしたので個人差も・・・普段から何も考えてないか。)
LCCのバーゲン期間にでも前もって予約しておいたら結構お得に行けるし、飛行機にいる時間も短時間なら腰も痛くない!(←大事。)
私でも出来た、週末弾丸旅を食べログの国内グルメとあわせてこれから紹介していきます。
Contents
香港シャムスイポー街角グルメ。地元民に愛される華南冰室で朝食を【深水埗/Sham Sui Po】
香港の秋葉原とも言われる、シャムスイポーでのお気に入りをご紹介します。

香港にたいして何も調べず、twitterで美味しそうなご飯をツイートしている人々をよく見ました。
そんな人達(とくに香港旅行に頻繁に行かれる方や、現地で働いている方々)が、本当に美味しそうなご飯を食べているのがいいなぁ、というのがきっかけ。
そしてその皆さんのツイートの多くがここだった。
それだけの理由で一番最初に香港に来た時に私が地上に降りたエリアはここでした。
普通に字面を見て、向こうの人が話しているのをいると「シャムスイポー」に聞こえるんだけど、調べると幾つかのサイトでは、フリガナはサムスイポーで紹介されてますね。
全然詳しくないのですがどっちが正しいのでしょうか・・・
未だにどっちかわかってない。
パスポートギリギリ更新して香港
ふとした瞬間に、「パスポート更新は来年だろ・・・ん?(-_-)」
ファッ?!・・・(・ω・;)今年だった。
確か気がついたのは4月12日過ぎ。パスポートの有効期限が4月25日。
会社を早退し地域のパスポートセンターに駆け込む。
「えっ??お客様期限切れて・・・あ、まだ数日ありますね。」と見習い中の可愛い女の子に三度見で驚かれるほど日数は無かった。
そして女の子はたたみかけるように「パスポートは本日更新を申し込んでくだされば今月中にお受け取りが可能です。どうされますか!!」
なんと・・・そんなにギリギリだったのね。(よく考えたら早く帰りたかったのかな)
この10年を振り返ると、思った以上に旅を楽しんだり出来ていなかった。
社畜、エコノミックアニマル、会社の・・・と言うより社会の。
何かに消耗されるように生きてしまった10年間。空白の多いパスポートをみてさみしく感じる。燃え尽きてない自分。
もう少し、この二回目のパスポートは楽しいパスポートにしてもいいんじゃないかな。
「更新お願いします。」
そう思ってすぐに更新を申し込み、帰宅後に5月3日のGWの香港行きを購入したのでした。
5月2日の夜に会社の同僚に白い目をそそがれつつも、そのまま羽田から香港エクスプレスのAM1:00位の便にのり、3列シートの間には空席があったものの、いびきの大きいおじさん(同じ年だったりして・・・)に悲しい気持ちになりながら、ノイズキャンセリングイヤホンで、ひたすら音楽を聴いて眠れもせずに香港・・・。
これが初回の香港でした。
初めての香港旅でシャムスイポーに降りる。
初めての香港にびびりつつ、朝5時半に空港についてそのまま深水埗へ。天気がいいのと、セブンの上にいかがわしい大人のお店があって、ビクビクしつつ、勇気を出しての一枚がこちら。笑
深呼吸して周りを見渡すと、朝からみんながせわしなく早歩きしている感じ、どこの国に行っても好きな時間です。
そしてこの下町の大好きなバタ臭さ。⇦褒め言葉。
町中には若者も多く、元気な経済を肌で感じることができ、目を細めました。

建物のギュウ詰め感、サイコー。
竹の足場もサイコー。

絶対トランスフォーマーみたいなことできないって思っちゃうくらいの小さいけどボコボコでてる室外機もサイコー。
ちょっと懐かしいフィリピンの人々の独特な制汗剤?のにおいもサイコー。
私は地下鉄から降りてすぐに更に大きく息を吸い込みながら、香港が大好きになった一瞬でした。
そしてそして。
ここに最初におりたのは、ネットで見つけたお店に行って、飲茶ではなくて、普通の軽食的な香港の人が食べる朝ご飯を食べたかったのでした。

セブンからぐいぐいまっすぐ歩き、とにかくGooglemap大先生の指し示す矢印に向かう。
角を三つくらい越えた頃に、お目当ての看板が見えてきました!
念願のシャムスイポー・地元民が通うお店「華南冰室」
お店の前の歩道は露店の準備なのか撤退なのか、他のおっちゃんが占領しておりました。
このお店の看板の下までは車道をあるき、内心びびりつつも、看板の下くらいになったら通路が店の前だけ空いているという。
どうにかして人が通れるくらいの段ボール部分をよけてくれている感じでした。
すごい嬉しいのはこのお店朝六時からやっているんです。
真夜中で飛行機移動の場合は空港からすぐに来てもちょうど良い時間にやってますね♪
いざ、「華南冰室」入店。
勇気を振り絞り、入店。
「は、はろー・・・」
そうですよね、えぇ・・・英語なんてだめですよね。
えーん!広東語でハローってなんだっけと言うくらい、下調べ無し。
そのまま行ってしまったのです。
でも食い意地が勝つので、大丈夫。「ねいほー」というんだよ、というのがジェスチャーで伝わる。
店内のおじちゃんがジェスチャーで「一人(‘_’)??」とやってくれたので、無言で「ウンウン!」赤べこのように首を上下に振り、店内の奥に案内してくれました。。。
地元民溢れる感じでもうなんとも言えない積み重ねられた当たり前の香港人のみなさんの日常がびしびし来ます。
初めて来たのにノスタルジックな気分にひたり、昨夜の残業から空腹8時間に耐えた自分を褒め称える。
と、つかの間。
注文で他のお客さんに助けてもらう・・・
「注文は?」的な、おじさん。
メニューは勿論日本語も英語もない。Google大先生は広東語もない。
あーうー・・・困ったな。、と思っていたところ、給仕のおじちゃんが、常連さんになにやら手招き。「あんた英語出来るだろう?」って話かけてくれたような。
たまたま隣のテーブルにいた、香港の下町の紳士が降臨してくれて、タイミング良く鳴り響いた私のお腹の音を聞き笑いながら、どんなものが喰いたいんだと綺麗な英語で質問してくれました。
私 「シンプルな朝ご飯とミルクティーを食べたいです・・・!!」(/_;)ぐー
紳士「・・・それならスープとパンだな。」
私「・・・(赤べこ)いえすいえす!」ぐー
紳士「普通のマカロニスープで良いのか?卵サンドか?ミルクティーは?」
私「・・・(赤べこ)いえすいえす!」
紳士「ホットでいいのか?」
私「・・・(赤べこ)いえすいえすうううう!!!」(T_T)ぐううう恥。
紳士はにこりと笑いながら、給仕のおじさんに説明してくれました。ほっ・・・

紳士はそれでは邪魔したら悪いから、と元の席に戻ろうとするところ、いえいえ、
一緒にたべましょうよ!と声をかけさせていただき、一緒に朝食をいただくことになりました(てゆーかしてもらった)。
店の給仕のおじさんが一旦もどり、マカロニスープが量が多いけど、食えるのか?とのこと。モーマンタイであることを伝えてまた失笑をかう。すみませんね…
私の朝食とサムスイポー紳士の御手はこちら。

これが食いたくて来たんです。(T_T)涙
普通の皆さんがたべてるやつ。。。
紳士はパイナップルバンとミルクティーがいつものメニューだそう。
初めての港式ミルクティー、初めてのマカロニスープ、初めての広東語…
多謝も言えない、本当の最初です。とてもおいしく、うまいうまいYummy!!といいながら食べる私に地元のみなさんも「だろ~~!!(ドヤァ・・・)」的な安堵の空気。(゚ω゚)
高級料理店よりもやっぱり高HP回復料理はこういう香港人の皆さんの毎日の血になっているエネルギーなのです。最高のお店、香港で一番好き。
シャムスイポーであった紳士との会話を楽しむ。
紳士とはたくさんの話をしました。
私「ミスターはどうして英語が上手なの?」
紳士「いや、もっとうまいやつはたくさん居る。俺は発音が悪い」
私「そんなことはないです、助かりました。」
紳士「若いやつはもっとうまく話すよ」
紳士「俺の友人が日本にいったことがあるぞ」
私「どこ?」
紳士「(写真をみせながら)どこだかわからないが日本はとても清潔で安全そうだ。友人の笑顔でわかる」
紳士「どうやってここを知ったのか?」
私「インターネットで知った。」
紳士「ガイドブックを持っているならみたいけど、ある?」
私「ガイドブックはあるけど、どれも高いだけのメニューで美味しそうに見えないです」
紳士「・・・(あまりの日本価格に無言)。確かにここには美味しいものがたくさんある。でもな、確かにガイドの本に載っているから美味しいと思う。でも高すぎる。美味しいと思うけどな」
決して他を批評しない。そして、高すぎる料理も受け止めている。
小娘が一人で来ても、これだから日本人は・・・という顔は一切せずに。我が親もそうだが「外国人」というだけで微妙な顔をされてしまう時もある。でもこの下町は受け入れ体制万全だ。
私たちはしばしの朝食の時間を、お互いのたどたどしい英語で楽しんでは笑い、メニュー表を見ては、「これはなに?」「これはな・・・」という話を楽しみつつ、ゆっくりと時間を楽しむように朝食を食べていき、ついにお互いの皿が空っぽになった。
紳士はじゃあ俺はこれから仕事だから、楽しむんだよ、と。
スッと立ち上がり、私の伝票を持って人混みのなかに颯爽と消えていき、後ろ姿でのバイバイ!をしてくれた。
まとめ
いかがでしたか?
今でも鮮明に記憶にある、わたしの初香港旅行のときのシャムスイポー紳士のお話。
大人のテーマパーク香港、OL旅には向いていない女子でも、ドラマのような親切に出会えた一瞬でした。
もう少しかっこいい自分になったら、紳士に会いに行こうとおもう。


