実は音楽も洋邦問わず結構好きです。
時々音楽記事も自分なりに更新しようと思っていましたが、QUEEN以降、飯と旅のブログばかり書いておりました。
部屋にTVはないのでSNSでニュースを得ている私ですが今日はかなりショックな出来事がありました。
緒方貞子さん死去 元国連難民高等弁務官、92歳https://t.co/JOzQjvbnkP#国連難民高等弁務官 や #国際協力機構 理事長として活躍した #緒方貞子 さんが死去したことが政府関係者の話で分かった。92歳だった。91年1月に国連難民高等弁務官に就任。2003年から12年までJICA理事長を務めた。 pic.twitter.com/QgG8xIpvgj
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) October 29, 2019
『日本の台所から(国連に)やってまいりました』と言われた、緒方貞子さんの訃報。
大切な仲間が又別次元に旅立った。「すかんち」にとってドクター田中は無くてはならぬトリックスターで、心から愛すべき奇妙な人でした。彼と演奏する事の出来ない寂しさを未だ受け入れがたいですが、独特な美意識でドラマチックに人生を生き抜いた彼は永遠に皆の中で怪しい光を放ち続けるのです。合掌 https://t.co/Qf7zZdWiVj
— ROLLY(寺西一雄)本人 (@RollyBocchan) October 29, 2019
それに大好きだったバンド『すかんち』のメンバー・キーボーディストのドクター田中さんの若すぎる訃報でした。
目の前が真っ白になるというか、一瞬なにがなんだかよくわらからず、ひらすらすかんちばかりを聴いていました。
しかし今ではVHSは再生する機会がないのですが、便利なことにYoutubeやAmazon musicなどの便利なものがたくさんあります。
スマホもiPhoneもないような時代に、海外の洋楽の影響を反映してお茶の間のロックスターとして異彩を放っていたバンドグループのひとつ・すかんち…。
個人的に大好きなバンドのひとつなので、大変愛情や時代が偏っていると思いますが、今の時代に見ても凄いバンドだと思っています。
いろいろな曲のすばらしさをお伝えしたいのでまとめてみました。
シンセサイザーって、キーボードってすごい楽器だなと思ったのは何を隠そうこのドクター田中さんが初めてでした。
では、すかんちの不思議だけどなんか脳みそに残ってしまう…いつしか脳内でリフがエンドレスで回っている自分に気が付く…。
そんな不思議な音楽の世界に大変微力ですがご案内します。
Contents
【訃報】すかんち ドクター田中さん追悼…!! 純国産和製グラム洋楽ロックバンド『すかんち』大好きなのでおすすめソングをまとめてみました。
すかんちのバント経歴や成り立ちなど
「すかんち 」大好きでした。
20数年前小さな箱でV系のビデオライブのイベントにてメンバーが突然現れとても盛り上がったのを憶えています。
懐かしいな…御冥福をお祈り致します
>RT pic.twitter.com/YCnKTgbvTf
— Makiko (@makin_cho66) October 29, 2019
『すかんち』とは…?
1982年、大阪府高槻市においてROLLYを中心とした3人で結成される。結成当初、リハーサルに行ったスタジオで受付の書類に書くバンド名を聞かれ、「適当に書いといて」と言ったところ「ちんかすトリオ」と書かれてしまったのがバンド名の由来。
インディーズでアルバムを2枚発表の後、1988年12月18日、ソニーミュージックグループ主催のSDオーディションに合格(同時合格者はカステラ、THE BOOM、森田浩司)。
1990年5月21日、シングル「恋のTKO」でCBSソニーよりメジャーデビュー。
ROLLYの奇抜なキャラクターやド派手なメンバーのヴィジュアルから色物バンドと見られる節もあったが、レッド・ツェッペリン、クイーンを始めとする洋楽のパロディーを盛り込みつつ、グラムや歌謡曲の要素をも散りばめたクオリティーの高い楽曲や演奏力の持ち主であった。楽曲「恋のマジックポーション」「恋のミラクルサマー」がフジテレビ系『ダウンタウンのごっつええ感じ』テーマ曲に使われ注目される。
バンドは1996年に解散したが、2006年に2日のみの再結成ライブツアーを行った。2007年には再結成後2度目のライブツアーが行われ、以後、節目節目で断続的に活動が継続されている。 『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋。
名前の由来…すごい!!( ´艸`)
デビュー当初はまだヴィジュアル系というくくりが日本でも確立していないにもかかわらず、流行りや定番を無視したスタイルと、独自の個性を放つ異才バンドとしてじわじわと1990年代に頭角を出してきていました。
バンド『すかんち』のメンバーについて
サポートメンバーとして登場しているのは、日本のマークボラン・グラムロッカー、秋間経夫氏が率いる『マルコシアスバンプ』のベース・佐藤研二氏がサポートとして作品や活動に参加されている。
日本の老舗ライブハウス『渋谷La.mama』では、不定期であるが日本のグラムロックシーンを牽引してきた豪華メンバーによるイベント等が開催されています。
ここではバンドだけでも JUN SKY WALKER(S)、THE YELLOW MONKEY、Mr.Childrenなどなどもっと揚げたらきりがない…お笑い芸人の間でも爆笑問題や渡辺正行氏主催の「ラママ新人コント大会」があり、ラママの深さが凄い。
また、初めて秋間氏率いるバンドやT-REXイベントでの曲を聴いた時には、本当に目の前にマークボランの生まれ変わりがいるのでは、いや本人・その当時のバンドが降りてきたのではないかと思い、ラママの邪魔な柱の陰でアイスを落とした記憶がある。
今でもそういう場所であることを願います。
また、残念ながら同じく、キーボードの小川文明さんはすでに2014年にお亡くなりになられており、またバンドの紅一点・Shima-changも数年前に転倒・落下し頭部を強打したことにより、脳挫傷および脳内出血の重傷により、現在リハビリ・治療中である。
ドラマーのポンプ氏は、ポルノグラフィティのサポートメンバーであったり、筋肉少女帯の大槻ケンヂ氏率いる『電車』でも参加。ユニコーンの解散寸前時期にサポートメンバーとして参加していた時期もある。その他aikoやKinKi Kidsなどのレコーディングにも参加。 最近はキーボーディストのただすけとユニットポンすけや、遠藤響子ユニットなどでのJAZZ要素の強い活動が目立つ。(WIKIより)
ROLLYはご存じの通り陽気な関西弁キャラクターとしてバラエティへの出演だけではなく、ミュージカルなどもこなす多彩なエンターティナーとしての転身・活躍がスバラシイ。てゆうか年齢に驚く。スバラシイスタイルと褪せない個性がいつもまぶしい。
バンドが売れ出した頃の動画をこの後でいくつかまとめて紹介しますが、完全に全盛期のロバート・プラントだ。
すかんちで大好きな曲・個人的なおすすめまとめBEST10
すかんち おすすめまとめソング①恋のT.K.O
皆様のお嬢様たちの聞きたい音楽は何?
BY-SEXUAL(1980年代の日本のロックバンド)?
それともフィンガー5?…NO NO No…
それともKISS・・?
モトリー・クルー?
ちがうねん…
関西弁で日本の邦楽バンドも含めて懐メロも入れて大御所もいれてくる、ローリー。
笑っていいとも!出演時には、「奥さん!お宅のお米、腐ってますよ!」等を生放送で言ってて超笑った…そんなすかんちのデビュー当時の貴重な映像…!
全員バラバラのスタイルなのにまとまっている強烈な個性。
そして懐かしいドクター田中さんのギターソロあとの歌声。
すかんち おすすめまとめソング②恋のマジックポーション
♪僕は魔法の薬で女の娘を吸い寄せる
百発百中 必ずモノにした
だけどダメだよダメダメ あの娘にだけダメなのさ…
完全にKISSの和訳か?と思えるような甘い歌詞とそのギャップに萌える。
この魔法の薬が片思いの女の子に効かなくて神様にどうしたらいいのぉ~~!とロッカーが宣うという片思いの曲です。
超かわいい。( *´艸`)~💛
懐かしい…!!超懐かしいです!
ダウンタウンのすごさもそうでしたが、なんなんだ!この音楽は!というカルチャーショックがでかかった。
番組に化粧バシバシ衣装ゴテゴテのメンバーがダウンタウンと話していた時かな、不思議な感覚でした。
普通にギター持って番組によく出ているROLLY。麗しいし滑っているし、スタイルいいし。
最近こんな愛狂おしいロッカーはいるのだろうか…w
すかんち おすすめまとめソング③恋するマリールー
QUEENか?!という一瞬から始まるが、木綿のハンカチーフどころではなくてローリーの才能のすごさに驚く…
これに気が付くのは世代です…
すかんち おすすめまとめソング④恋の1,000,000$マン
ドクター田中さんの煌びやかさ満載の楽曲。2:10台から始まるソロは圧巻。テクニカルでありつつ、素直な歌詞。後半のコーラスを重ねていくところはボヘミアン・ラプソディのような曲調。
すかんち おすすめまとめソング⑤タイムマシーンでいこう
2番の歌詞、『アバズレてたあの娘を好きになった』wwww
イントロはまさかのZEP『ロックンロール』ですね、途中QUEEN要素入りつつ、後半はチープトリックのオマージュも入る構成。
チープトリックの『Clock Strikes Ten (from Budokan!)』という曲、邦題『今夜は帰さない!』ってすごい!
UPしてくださった方、本当にありがとうございます。
『YOU YOU YOU』のカップリング曲だったんですが、今ではウキウキしてCDを買いに行くこともない時代になってしまいましたね。
便利といえば便利なのですが、ジャケ写を楽しみにする気持ちは最高でした♪
すかんち おすすめまとめソング⑥恋人はアンドロイド
えぇ?キーボーディストって楽器おいて前に出てきて歌うんだ?!
KISSのようにメンバーが曲ごとにボーカルを担当。
ギターソロもローリーの熱が凄いです。ステージで一本でリードギターとリードボーカルですから…マキシマムザ亮君・ナヲさんやaikoさんが影響を受けているというのもわかります。
しかも同じような音楽を彼らがやっていないことが嬉しいと語っているが、それはよくわかる。
詳しくはここ
すかんち おすすめまとめソング⑦レターマン
コニチワ ハジメマシテ コノタビ、ワタクシ
アナタノコトガ スキニナリマシタヨ
アナタハ ワタシヲ ドウオモッテマスカ
ニホンゴムズカシイネ ベンキョウチュウナノデス (※歌詞より抜粋
これももう人気が出でいる頃の代表曲…
POPな曲調なのに、切ない…!!
かわいい歌詞なのに、ロッカー…!!
2番は四葉のクローバーをお手紙と一緒に渡すのです。
書いては破っての繰り返しという歌詞。
このローリー独自のシンプルで簡単な歌詞なのに入り込む切なさ。
国際結婚や、海外の方と恋愛中の方はグッとくるでしょう。( ;∀;)
すかんち おすすめまとめソング⑧必殺のハードラブ
サウンドを左右で分けてQUEENのようにレコーディングしているのはすかんちの楽曲にはたくさんあるのですが、これは2枚組豪華アルバムに入っているストレートなロックソングです。
本当は『DOUBLE DOUBLE CHOCOLATE』のアルバムの通りの流れで聴いてもらうのが一番幸せなのですが、曲と曲の無音のつながりも考えられてる作品なのです…!
2枚組の豪華アルバムの17曲目の『セラピスト』から、『必殺のハードラブ』⇒『ボヘミアの美談』⇒『涅槃で待たないで』
個人的にはこの流れが最高に大好きです…LIVEの映像がYoutubeでは多いのですが、CDサウンドだと本当に作りこまれているというか重み、かさなり、深み…凄まじいバンドであるということを今でも聞くたびに実感します。
もっと日本社会でもバシバシ評価されまくってほしい!
すかんち おすすめまとめソング⑨『仮面の接吻』
昔は濃密音楽番組『LIVE y』という番組がTVKで放送されていました。司会はザ・イエローモンキーの吉井さん…!
ジャガー時代のイエローモンキーの貴重映像だけでなく、すかんちのお茶の間には謎の世界のライブ空間、それに子供の不良へのあこがれを煽るかのようなブランキージェットシティのライブ。
のちの発売の『ペチカ』のほうが有名かもしれませんが、アダムスファミリーやティム・バートン、Nightmare before X’masが好きな方は耳の裏にこびりついて離れない空気…かおりがします。
すかんち おすすめまとめソング⑩…!!『ふたりはアイドル』
もう『ラブレターの悲劇』とか『12月はいつもレイン』とか、『うそつき天国』とか『おまえは俺のもの』とか…!!!
すかんちで一番おすすめのアルバムは個人的にこれだっつ!!
DOUBLE DOUBLE CHOCOLATE!!
数千枚あったCDラックを度重なる引っ越しで処分し、残ったのは100枚弱…。
そのなかにもちろんあります。ケースが割れて接着剤で涙ぐみながら付けた跡も残っている。
まとめ
大好きなすかんちをもっといろんな友達に見てもらいたい…!って思い立って一時間…!?
気がついたらブログにまとめていました。
音楽って素晴らしい。天国のドクター田中さん、素敵な音楽をありがとうございました。